イントロ
院試で京都を離れられないため、不在者投票をすることにした。
このクソ暑くて忙しい時期に参院選をすることの是非を問う国民投票をすべきとさえ思ったけど、よく考えたら参議院には解散がないからこの選挙の日程は前から決まってんじゃん。投票しても負けるね。
ちなみに私の住民票は大阪の淀川沿いにある。京都大学から往復しても3時間程度。近所と言っていい。
じゃあなんでわざわざ不在者投票なんて面倒なマネをしようと思ったかというと、上でも言ったように暑いからである。いくら阪急の車両が空調のちゃんと効いた不快感のない空間であるとはいえ、わざわざ灼熱の洛中を四条まで下りていくようなことはしたくない。どう考えても愚かすぎる。
というわけで、備忘録を兼ねて不在者投票の手順とか準備とかを書く。
必要なもの
- 不在者投票請求書
- 封筒
- 94円
- 時間
不在者投票請求書
不在者投票は「住民票がある場所での投票を別のところで行う」だけなので、投票用紙を今いるところまで持ってくる必要がある。
ただし投票用紙は厳重に保管されているので、所定の手続きを行わねばならず、それがこの紙。詳しくは「自分の住民票のある市区町村名」と「不在者投票」でググってくれ。
封筒
これはなんでもいい。どうせ請求書がA4だろうから、長形3号とかなら3つ折りにすれば入るので十分。
私は長形3号の大きさを調べなかったので、郵便局に行く前にカバンに入るように4つ折りにしてとても収まりが悪くなった。
94円
送料。いつの間にか値上がりして4とかいう端数が出てきてた。
時間
ぶっちゃけこれが一番大事だったりする。投票日までにちゃんと手元に投票用紙が届くように計算して行動しような。郵便の受付と往復に3日、向こうでの処理に1日、こっちについてからの配達に1日として5日前には出しておきたい。
まぁ速達とかいう260円出せば無料で翌日の午前までに届けてくれる神システムもあるけど、どうせこれ読んでる人間そんなの使うくらいなら棄権するでしょ。
ちなみに投票用紙はレターパックで届く。どれだけ近くても3日は見込んだ方がいい。
(2022/07/04 追記)
レターパックライトで届く自治体もあるらしい。
(2022/07/05 追記) 返送用の送料まで自腹負担させる自治体があるらしい。どうせ少ないんだからそれくらいは税金で賄ってくれよ……!
参院選「不在者投票」はクソゲー状態、18歳の一人暮らし学生は「日本の理不尽を味わう」洗礼に | ニコニコニュース
(2022/07/11 追記)
書くまでもないと思ってたけど、対応している自治体ならマイナンバーで費用負担なく請求できるのでダメもとで調べてみてほしい。弊自治体はムリでした。
投票用紙の到着
朝の10時頃にウトウトしていたらインターホンでたたき起こされた。てっきり投函されるものだと思っていたため油断していたが、レターパックってやつは受取人のサインが必要になるらしい。
そうして来たのがこれ。
中に入っていたのがこれ。
あとは大阪府からの小選挙区候補者リスト、比例の当選順リスト、それから比例各党の選挙公報。新聞紙に印刷されているので揚げ物するときに使えるね、やったね。
選挙公報を見ていると、まぁ胡乱な党がたくさんある。これはいったい何?
— (時間)の(概念)の(信仰対象)は(代名詞)だけに(動作)する (@shinji_jetter) 2022年7月4日
あとはマトモな政党の公約の実現性とか矛盾とかに一人で適当にツッコミを入れて「政治を考えてるなぁ」という自己満足に浸り、投票へ。
どう考えてもこれを実現するには大企業からの10兆では賄えんだろう pic.twitter.com/Jw0HQTzCC1
— (時間)の(概念)の(信仰対象)は(代名詞)だけに(動作)する (@shinji_jetter) 2022年7月2日
請求書を送る前に下見がてら区役所に行っておじさんに不在者投票の手順を聞いてきたんだけど、その時に「投票用紙は開けないでくださいね、無効になるので」ってかなり念を押されたせいでレターパックを開けていいのかかなり迷った。
いざ区役所
最寄りの左京区役所へ。隣に京都工繊大があって「あっここかぁ!」ってなりました。
受付の人に「開封厳禁」の袋を渡して、小選挙区と比例の封筒をもらって記入スペースへ行く。
……小選挙区って党名書けないのか。同じ党から二人出ることあるしよく考えたら当然なんだけど、候補者名なんか覚えてない。
ということで、台の前でゴソゴソしながら「大阪〇区 候補者」でググる不審者が急遽誕生した。ほかに投票者がいなくて本当によかった。
まとめ
印刷して記入した請求書と宛先を書いたメモを郵便局にもっていくだけで帰らなくても投票ができるようになるぞ!みんなも棄権せずにちゃんとやろうな